番外編2 「セティアの激戦」



…割と好評を貰った事もあってか ( あるじ)が調子に乗っているらしく、続編などを作ってしまったようだ
今回もお付き合い願いたい。
少し読み物チックになってしまっているのはご愛嬌。






私は騎士としての心構えはあるのだが、剣や槍はあまり使える方ではない
しかし騎士の志を持つ身として、鍛錬は欠かさない。






まだまだ鍛錬不足で、いい武器は扱えないがいつかきっと。
















大天使「では、頼んだぞ。」
セティア「御意。」

今回は主から、「闇の虐殺者」と呼ばれる親衛隊の本拠地 ブラッドキャッスル突入の特別任務を受けた。
天上界より遣わされた、聖者12人は猛攻に遭い全滅
彼らを指揮していた大天使様は瀕死の重傷を負い、結界で奴らを食い止めるのに精一杯ときている。
そしてその結界は弱まっていて、持ってあと僅か…
結界が破られてしまえば、彼らはミュー大陸に侵攻してくるだろう。






今回の私の任務は大天使様の究極の武器「アークエンジェル」の奪還
弱った大天使様の力を取り戻す事にある。

それが出来なかった時は――・・・・・・・


この任務、必ず成功させなければならない






封印されたアークエンジェルを大天使の元へ返すまいとする殺戮者達
骸骨メイジの容赦ない閃光が身を貫く
その痛みは壮絶で、意識を狩りとられそうになる。

私も負けじと貫通力の高い矢を放つ、だが実力的にはかなりの劣勢
しかしそんな私を支えるのは、この世界を守るという使命感とほんの少しの意地だ。

主は「出来ぬ」と思う所へ私を遣わせたりしない
必ず「出来る」と信じているからこそ、困難な任務でも私に任せてくれる
そんな期待にこたえたい、そんな些細な意地だ。


"精神は肉体をも凌駕する"
そんな精神論も時としてあり得る事がある。


そして長き激闘の末…




数の暴力に耐え、私は勝利を勝ち取った
これでアークエンジェルは大天使様の手に返る。

私達の完全勝利だ!






大天使「御苦労だった、後は私に任せてここを離れるがよかろう」

セティア「ありがたきお言葉、お心遣い感謝致します」

大天使「うむ、下がるがよい」

セティア「・・・またアークエンジェルを奪われるような事が無い様に、お気をつけくださるよう。」

大天使「・・・・・・。」





(…主?)


主「セティアよ、良くやってくれた」






セティア「はっ、ありがとうございます。」

主「今回は特別報酬を与えよう」

セティア「…特別報酬、と申されますと?」

主「これだ!!着替えてくるがよい!!」













セティア「・・・主よ。これを本当に私に着ろ、と仰るのですか?」

主「何だ、気に入らぬか?」

セティア「いえ、そういう訳では無いのですが…」

主「そんな所で隠れて居らずに、こっちに来なさい」

セティア「・・・」






主「前を向きなさい、前を。」

セティア「露出が多すぎて私には荷が重いのですが…。」

主「主の命は絶対だ」

セティア「・・・。」






主「おぉ、似合うではないか!
  年頃なのだからこれくらいの格好はせねばならん、うん。」


セティア「いや、こんなに肌の露出が多くては身を守る装備品としては如何なモノかと思いますが…」

主「ぬ?いつ誰が装備品だと言ったかね。」

セティア「・・・と言いますと。」

主「先に言った通り、年頃なのだからそれくらいの格好をせねばならん。」

セティア「・・・その心は?」

主「露出高め、ミニスカ 茶髪ロングに緑が映えて美しいではないか!
  お洒落もできて、私の眼の保養にもなって一石二鳥!」

セティア「つまり?」

主「私の趣味だ!
ドーン(エロ心)」

(シャキーン)





セティア「…主といえど、愚弄しているなら容赦無く斬り捨てますがよろしいか?」


主「ゴメンナサイ」




こんなふざけた人でも、私の主なのだから困ったものだ
だがお洒落をして欲しい などと言うのは幼き頃に主に拾われて育てられた私へ
主なりの親心なのかも知れないな。








こちらの方が落ち着いてしまう辺り、女としてどうかとは思うが
戦いに身を置く者としてはこれでいいのだと思っている。
























…たまになら着てみようかな。